周りの目ばかりを気にしていた自分から意思をもって決断できる自分に変われた。-朝原大智

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ボーっとしていても時間だけはどんどん過ぎていく。周りを見ればみんな何かに頑張っていてキラキラ輝いているように見える。そんなことを感じたことがある人は多いのではないでしょうか。


今回お話を伺った朝原さんも初めはなんとなく両親から与えられたことをやる人生を歩んでいたといいます。しかし、大学入学後、学生団体の活動に向かう中で、自分で考えて行動して目標を達成していくことに楽しさを感じるようになっていったといいます。


打ち込んできたこと

朝原:兵庫県立大学の4年の朝原大智です。今年の8月まで、キャンパスコレクション(以下キャンコレ)という、イベントを運営する団体に所属していました。どういうものかというと、大学生が出演者となってファッションやダンス、アートなど様々なショーを催す「学外の総合文化祭」のようなイベントです。高校時代の文化祭って全員参加で盛り上がると思うんですけど、大学の学園祭ってそうでもないじゃないですか。だから、高校の文化祭のような熱気のあるイベントを作ろう、ということで立ち上がった団体・イベントになります。

 

その中で、僕が行っていた仕事としては、広報をするチームで、キャンコレに協賛してくださる企業のプロモーションの企画をしたり、協賛をしてくださる企業を探すということをしていました。そして二年目からはその部署のリーダーとして活動をしていました。この時の話は後程お話しできればと思います。

そもそも入団したきっかけは何だったんでしょうか?

朝原:始めたきっかけは不純です。友達に、キャンコレってモデルがファッションショーとかもやっているから、かわいい子ともたくさん交流できるらしいと友達に誘われて、入団することにしました(笑)

入団してからは、キャンコレで活動している先輩方にすごく優秀な方が多くて、驚きました。いちばん衝撃を受けたことは、一つ上の先輩がキャンコレの仕事をする中で自分はどうしたいのかを考えて、自分で意思決定をしながら生きていた事でした。僕自身は当時、自分の意思を持つとかが全然なくて、周りに合わせて生きていたのでこういう生き方もあるのかと気づかされました。そこから自分もその先輩のように、もうちょっと自分の意思とか自分の気持ち優先で生きてみようと思い始めました。

自分の意志を持てなかった幼少期

キャンコレに入るまではどうして朝原さんは周りに合わせながら生きていたのですか?

朝原:僕の父親がかなり厳しい人で、父親が望むことと違うことはなかなか認めてもらえませんでした。

例えば、習い事は父親が許したものからしか選べませんでした。その時は、剣道、柔道、空手、サッカーから選んでいいよと言ってくれたんですけど、ほとんど武道じゃないですか(笑)

小さい時から厳しい父の期待に応える経験が多かったので、父親に好かれるような行動は何かとか、父親の機嫌を損ねないためにはどうすればいいかを強く意識していました。

その時、習い事は結局サッカーを選びました。ただ、それは自分の意志というよりも周りに合わせて選んだ部分が大きかったので、なんとなくサッカーを続けているような状態が長く続きました。

そういった経験を通じて、自分の意志を持つというよりも与えられたことをただするような人になっていったんだと思います。

自分も意思を持って生きたい

キャンコレに入って今までの自分とは違う生き方を目の当たりにした朝原さんそこからどのようなあったのでしょう?

朝原:変化はありました。先ほども言ったように、自分の意思を持って生き生きとしている先輩と、一方父親との関係の名残で、いかに人から好かれるかというスタンスだけで生きている自分。自分はどっちの生き方をしたいんだろうと思った時に、先輩のように生きたいなと思ったんです。ただその時、自分には明確にやりたいことなんてなくて、突出した強みもなかったんです。それで何をしようと思ったときに、広報のチームにいたのでそのチームのメンバーの力になるために頑張ろうと、初めて明確に自分の意志をもって行動しました。

そこからは、その目標を実現する事だけを考えて頑張りました。すると、キャンコレの活動がひと段落したときにチームのメンバーから「あっさーめっちゃありがとう」「あっさーのおかげでめっちゃ楽しかったわ」って言ってもらえたんです。それが、自分で意思決定して評価された初めての経験でした。その経験から周りに合わせるんじゃなくて、自分で決めたことをやりきるという生き方もありなんだと思い、その考え方を大事にする自分へと変化していきました。


考え方が変わる中で何がキャンコレ前後で変わったかなと考えると、成果を出すまでのプロセスの違いだと思っています。例えば、サッカーをしていたときだと、父親に言われて朝練をやっていたんですが、朝6時に起こされ、公園に行き、父親が見張っている中で一人でボール蹴る。それがめっちゃ苦痛でした。そのときの、モチベーションが何だったかというと、まず第一に父親に怒られたくない、ということだったんです。一方で、キャンコレの活動がどうだったかというと、もちろんやるべき作業はたくさんあるんですけど、自分がやりたいからとか、自分が達成したいという目標や意思があるからとか、そこに立ち返れば、何時間でも頑張ろうと思えたんです。

意思を持つことで今まで以上に頑張れるようになったとはいえ目標や意思達成に向かう中で大変なこともあったと思います。それはどのように乗り越えていたのでしょうか?

朝原:自分の中で理想のかっこいい像を持って、そこからぶれていないか立ち返っていました。自分の中でのかっこいい像は、「始めたことはやりきる」というものです。そのため、定期的に、自分が立てた目標を達成できているかというところを思い返すことで頑張ることが出来ました。

実は、この考え方も父親からの影響でもった考え方なんです。先ほども話したように、幼少期から、父親が厳しかったので、父親が大切にしている価値観を大切にして生きてきたんです。その一つがやりきるというものでした。

やりきることは
自分にとってもよいことであると気づいた

初めはお父さんからの影響ではじめたことを頑張ってやりきることをしていたと思うんですが、どうしてその考えを朝原さん自身も大事にされるようになったのでしょうか?

朝原:サッカーの経験が大きいですね。高校でもサッカーをしていたんですけど、小学校、中学校と真剣に取り組んできたので、高校1年生から試合に出してもらえました。でもそこで天狗になってしまって、コーチがいない時に、サボるようになったんです。それがコーチにばれて、高校二年生になったときに試合に出れなくなりました。これは結構な挫折でした。一方で同じクラスだったイケメンの同級生は、副キャプテンになっていました。当時、高校生でモテたいと強く思っていた時期だったので、サッカーでも負けて顔面でも負けて、これは自分がモテない原因だと思って、もう一度一生懸命サッカーに打ち込むようになったんです(笑) 結果、レギュラーにも戻ることができて、付き合いたかった女の子とも付き合うことができました。その経験を通して、しんどい中でもやりきることで返ってくるリターンの大きさに気付くようになって、目的をもって、そのために頑張ることは自分にとって良いことであると思うようになりました。

正解を試して結果までつなげる

高校時代に一つのことに対して目的をもってやりきることの大切さを知り、大学に入って自ら目的や意思を持ち活動することの楽しさを知った朝原さんですがその後はキャンコレでどのような活動をしていたのでしょうか?

朝原:二年目に広報チームというポジションの学生リーダーをしていました。行っていたこととしてはキャンコレのイベントに協賛してくれる企業への営業活動、協賛企業との打合せ、広報部という部署自体のマネジメントと部署の規模拡大などを行っておりました。

具体的な目標として協賛企業からの売上を前年の1.5倍にすること、組織の規模を約3倍の70名にすることを目指して活動していました。


その時に大切にしていたことは、目標をただただ、達成することに意識を注ぐことです。

僕の価値観なんですけど、ある程度、物事には正解のやり方があると思っています。なので、その正しいとされるやり方でやれば、攻略できると思っていて、この目標も攻略できそうなやり方を考えて実行していく感覚でした。たとえば、前年からの売り上げを1.5倍にするといっても、前年に何社の企業が、協賛してくれているのかなどはわかっているので、前年よりも5社多く協賛してもらう必要がありました。5社増やしていくためにはどういった企業に対して何社アプローチをすれば達成できるのか考えていくと、必然的に何をしていけばいいかわかってきました。


もちろんわからないところも、でてきたりするんですがそれは、自分の現状ではわからないので、上司にあたる人に大枠のやり方をおしえてもらって、自分の課題に当てはめてみてというのを繰り返していました。なので一言でまとめると「正解とされることを試してみて、成果までつなげる」ということを徹底していました。

今後成し遂げたいこと

キャンコレで成果を残してきた朝原さんですが今後成し遂げたいことはあるんですか?

朝原:今はキャンコレでの活動はやめていて、友達から紹介してもらった会社を手伝っています。

ざっくりいうと、恋愛心理学のメディアを作っている会社です。その会社がメディアの記事とYoutubeのコンテンツを作っていてその動画チームの立ち上げにかかわっています。今は、チームの立ち上げ自体はひと段落ついている状態なのですが、また新たな難しい目標を立てて、達成し続ける自分でありたいなと思っています。


朝原さんがかかわっている恋愛心理学のメディアのURLはこちら


初めは両親の影響から、あまり自分で目標を決めたり、意思決定をすることが苦手だったという朝原さん。キャンコレでの挑戦を通して、少しずつ、自分で意思を持つことができるようになっていき、今は、目標を定めて達成することは常にやっていきたいと話してくださいました。何かに打ち込みたい、でもどうすればいいかわからないという人は、まずは、目標を定めて、その達成に向けてもがいてみるといいかもしれません。

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